「保湿」と「美白」の日本のこの王道のスキンケアは、本当に困ったことです。
毛穴の詰まりが気になる方が使っているスキンケアラインが「保湿」。
タルミやシワが気になる方が使っているスキンケアラインが「美白」。
というパータンが実は殆どです。
というか、日本はこの2つしかスキンケアラインがないんではないかと思うくらい、テレビでも雑誌でも、「保湿」と「美白」の言葉しか見ませんので、みなさんがそうなってしまうのも仕方がないことです。
「保湿」と言われる化粧品にはかなりの割合で毛穴を詰まらせる成分が入っていると思って良いでしょう。
また「美白」ですが、どうしても肌がもともと白い人種以外の人種間では、白い肌=良い。という信仰があるようです。
これは日本だけではないので。
これは、私がエステティシャンとしてではなく、一個人として思うことなのですが、顔だけ白いのは変じゃありませんか?
お顔にシミがあったり、首や他の場所と比べて色が黒いなら分かるのですが、顔だけせっせと美白をしても、他の体とのバランスが悪いと変だと思うのですが。。。
美しい肌とは白い肌ではなく、ハリがあり若々しい健康な肌です。
色は関係ありませんし、毛穴のサイズも関係ありません。
もって生まれた肌質の一番健康な状態を美しい肌と呼びます。
もちろん美白の化粧品を普段のお手入れの中で組み込むことはとても良い事ですが、過度に美白にこだわり過ぎて、大切なことを忘れてしまわないように。。。。
また「保湿」ですが、保湿は不必要なことでは決してありませんが、スキンケアの中心ではありません。
スキンケアの中心は、肌細胞を若々しい状態に保ち、その働きを活性させることです。
それらに必要なものが、有効成分と呼ばれるビタミン系、抗酸化系、ペプチド等、その他にもいろいろありますが、それらは決して保湿ではないということです。
保湿は食事で例えると、炭水化物になります。
必要ですがメインではありませんよね。(今的なダイエットでは)
まず体に必要な栄養素を充分にとって、必要最小限の炭水化物を摂取するのが若々しい体を維持する食事法です。
スキンケアで保湿ばかりして、他の事をしないのは食事で白ごはんばかり食べて、野菜もお肉やお魚も全然食べないのと同じです。
少しでもたくさんの方がいつまでも若々しいお肌を保てますように、私のブログが役に立てばと思うこの頃です。
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