皆さんはお化粧落としはクレンジング、お肌を洗うのはウォッシングだと思っていませんか？
実はこの考え方は日本特有なものです。
海外ではお化粧を落とすのもお顔を洗うのもクレンジングと呼びます。
そしてほとんどの会社がクレンジング剤でこれはお化粧落とし、これはお顔を洗うものと分けてはいません。
そもそも、お顔の汚れを落とすクレンジング財（ウォッシング剤）で落ちないようなファンデーションは使ってはいけないのです。
私がよくお客様に説明する時、こんな風に言います。
「手に油性のペンで文字を書いて、それを落とすために強い洗剤を使って手を洗うとそのあと手が荒れますね。
逆に、水性のペンで書いた文字はささっと軽く洗っただけで落ちるので、手も荒れないです。
お顔も同じことが言えます。」
一概にしてメイクアップの会社から出ているクレンジング剤は同じ会社のファンデーションやメイクアップ用品をよく落とすために作られていて、お肌のことは二の次のものが多いです。
そしてメイクアップ会社のファンデーションもしかり、いかにその時お肌を美しく見せるかが第一優先されていますので、お肌の健康といった部分は二の次にされています。
しかし、お肌の健康を二の次に考えられているファンデーションやクレンジング剤を使い続けると、確実にお肌は弱くなって行きます。
そこで、また化粧水や乳液がないと乾燥して仕方のないお肌になるため、同じメイクアップ会社から出している化粧水や乳液を使い続けることになります。
いつか別の機会でブログに書こうとは思いますが、化粧水では保湿はできません。
お肌は水や外的刺激から守る構成をしているので、水は浸透しません。
話はファンデーションに戻りますが、女優さんやモデルさん、または特別な日にはそのようなカバー力に優れたファンデーションもいいでしょう。
でも普段使いではお肌に優しいファンデーションとクレンジングを使うようにしましょう。
この１歩がお肌を健康に美しくするよいスパイラルを作ります。
美しい健康な素肌があれば、強いクレンジング剤でなければ落ちないようなファンデーションでお肌を隠す必要はありません。
あなたの使っているファンデーションは大丈夫ですか？
今使ってるウォッシング剤で２度洗ってみて下さい。
ファンデーションが落ちてなかったらそのファンデーションは使うのを止めた方がいいです。
最後に、ファンデーションが隠せるのはせいぜいシミやシワです。
不健康なお肌は老化が早くなります。
老化の果ては深い深いシワとそしてたるみです。
たるみそれはファンデーションでは隠せない。
頬の位置を高くする若返りメイクアップもいいでしょう。
でも自分の本当の素肌が若い方がいいですよね。
隠さない、本当のアンチ・エイジングの最初のスッテプはどんなファンデーションを使っているかです。
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