今回はオイルクレンジンが毛穴を詰まらせる理由です。
日々、私のブログの中で「オイルクレンジングはダメ！」といい続けていますが、オイルクレンジグン
グをしている方は、顔全体の毛穴が詰まっていることが多いです。
通常、皮脂分泌の多いTゾーンやお鼻の毛穴が詰まっているのは仕方がないことなのですが、
詰まりがあまり見られない頬の部分までまんべんなく毛穴が詰まるっているのがオイルクレンジングを
されている方のお肌の特徴です。
「なぜ？オイルクレンジングは毛穴の汚れを取るんじゃないの？」
そう疑問に思われる方が多いと思います。
オイルクレンジングはせっせと毛穴にオイルをすり込んでいるようなものです。
オイルクレンジグが向くのは、６０～７０代の極端に皮脂分泌が落ちた肌か、
またはとても乾燥した土地のとっても薄い肌を持った人たちです。
それは日本人の肌と日本のこの湿度の高い土地ではあり得ません。
よくテレビのCMでは、
「簡単にメイクが落ちる」
を売りにしているものが多いですが、
メイクが簡単に落ちるほど強い洗浄力だということです。
「水でさらりと洗い流せる」
とは、油と水を乳化させる乳化剤（界面活性剤）たっぷりで、お肌のバリア機能である皮脂膜（油と水でできています）をねこぞぎ取り除きます。
オイルクレンジングは毛穴の汚れを取るばかりか、
毛穴をより詰まらせ、そしてお肌のバリア機能を壊して弱い敏感な肌にしてしまいます。
もしもオイルクレンジングでなければ落ちないメイクをしているのでしたら、
そのメイクを変えなければいけません。
お肌に悪影響なことをし続けると早く老化が始まります。
シミや薄いシワはメイクで隠せますが、深いしわやタルミはメイクでは隠せません。
今だけの美しさを考えるのではなくこの先１０年後のお肌のことを考えて、
メイクとクレンジングのことを考えましょう。
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