よく毛穴を奇麗にするには保湿が大切。などと言われます。
間違ってはいませんが毛穴を奇麗にするには、角栓を詰まらせないAHAやBHAが必要です。
、、、が、今回は「保湿」についてのお話です。
保湿成分の代表選手として知られるのが「ヒアルロン酸」ですが、
ヒアルロン酸はどうやってお肌を保湿しているのでしょう?
ヒアルロン酸=ヒアルロン酸自身の○○○倍もの水分保持能力がある。
よく聞いたことのある言葉だと思います。
ヒアルロン酸はお肌の真皮というところに存在しています。
お肌は表皮と真皮の2層からなります。(真皮が下)
ヒアルロン酸は巨大な高分子です。(大きさが大きい、100万以上の分子量と言われている)
ので、お肌には浸透しません。
粘着性も高いヒアルロン酸はベッタリお肌の表面に張り付きます。
それが「ヒアルロン酸入り」を歌っている化粧水などのお化粧品の保湿の仕方です。
肌に足りなくなったヒアルロン酸を補給しているわけでも、内側から保湿をしているわけでもありません。
コラーゲンも同様です。
たまに「ヒアルロン酸原液」などが売っていますが、本当に原液だった場合、化粧水などをたっぷり使わないと危険な感じがします。
雨の日など湿度がかなり高ければよいですが、空気中に充分な水分がない場合、お肌の中から水分を吸収し表面にひっぱり出すことになります。
肌表面は潤いますが、体内に水を補給しないとお肌の中はカラカラです。
水を飲まなくてはいけません。
「○○原液」というと、いかにも効きそうな感じがしますが、
成分は単体よりも複合の方がより有効で、その配合量は専門の科学者(chemist)が知っていることで、
一般の人が理解し得るものではないと私は思っています。
美容は科学です。
セールストークに騙されず、理論的にスキンケアを考えることができれば、お肌は本当に輝きます。
最後に、、
お肌の本当の「保湿」ついてはまた別の機会に書きたいと思いますが、
ヒアルロン酸での保湿(表面ですが)はニキビやオイリースキンの方で、クリームなどの油分が使えない人にはよい保湿剤となるでしょう。
ドライスキンの方でヒアルロン酸でお肌の内部を保湿したい!と思う方は、
ヒアルロン酸を内服した方がいいと思います。
「つづき」を書く活力になります…今日もまたポチっといただけると美咲もっとがんばります。
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