最近サロンに導入したマイクロダーマブレージョンですが、とってもとってもお客様に好評です。
アメリカではエステティクサロンの定番のマシーンでもあるのに、日本には導入店がとても少ないのが残念です。
サロンのお客様からも、
「どうしてこんなにいいのに、日本には広まってないんでしょうね~」
と言われます。
私が思うのには、それは日本では「お肌はやさしく触らないと駄目」だと信じられているからではないでしょうか?
先日もテレビで「冬の乾燥と戦う洗顔の仕方」というものをやっていましたが、その中で、
「お肌は強くこするとメラニンを刺激してシミができます」
と、堂々と言っていました。
お顔は洗顔時に少しくらい強くこすったって、シミなんてできません。
そんなことぐらいでシミになっていたら、人の体はアザだらけです。
普段あたる下着のラインは真っ黒に体に刻まれ、また眼鏡をしている人は眼鏡のパーツが当たる部分にくっきりとアザのように色素沈着が残るでしょう。
確かに強い刺激で肌が傷つき炎症が起きた場合、(ニキビや肌が何らかによって化膿するような皮膚疾患になった時)しばらくの間色素沈着が残ることはあるでしょう。
色素沈着のしやすさはメラニンを作るメラノサイトという細胞がどれくらい活発かによります。
それは生まれ持ったお肌の色を見れば分かります。
肌が白い人はあまり活発でなく、黒い人ほど活発で色素沈着をしやすい傾向にあります。
黄色人種である日本人のお顔の肌が、毎日少し強く擦って洗顔したぐらいでシミができていたら、日本人よりも肌の色が濃い人種(東南アジア、アフリカ、中近東などなど)の人達は、普段のやさしい洗顔でも顔がシミだらけになるでしょう。
彼らは日本人よりもメラノサイトが活発でより色素沈着を起こしやすいですから。
物質的に肌の角質を落とすマイクロダーマブレージョンは、日本の誤ったスキンケア情報も関係があって、あまり日本で広まっていないのかしら?
などと思う私です。
根拠がなくイメージのスキンケアが堂々とマスメディアで放映されているような状況では、まだまだ理論整然としたスキンケアの科学は理解されにくいのかも知れません。
少し強く擦ったぐらいではシミはできません。
シミは正しい角質落としで薄くなっていくのです。
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