スキンケアで一番大切なことはなんでしょう?
それはお肌はどういうものかを知ることです。
お肌がどいういう構造になっているかが分かればおのずと正しいお手入れ方法も分かりますヨ。
下の図はお肌の一番上の層「表皮」とよばれ、わずか0.02ミリ程の薄さです。
一番上の皮脂膜は、 皮脂と汗がまじった膜で弱酸性に保たれています。
よく「お肌は弱酸性」って言いますね。それはこの皮脂膜のことを言っています。
お肌内の水分蒸発をふせぎ、細菌などの外的からお肌を守ります。
皮脂膜の皮脂は、 脂肪酸(オレイン酸、パルミトレイン酸、必須脂肪酸など)油脂、スクワレン、トリグリセライド、コレステロールなどからできています。
化粧水をつけてすぐにオイルをつけるというのはこの皮脂膜の代わりを作るということです。
またクリームで蓋をするという表現もクリームがこの皮脂膜の代わりという意味です。
ですが、本来皮脂膜を構成する皮脂も汗も自然に分泌されるものです。
過剰に皮脂膜の代わりになるものを肌に与え続けると、肌が自ら皮脂膜を作る力が衰えてしまいますので、必要な分を必要なだけが大切です。
食事の栄養素もそうですが、スキンケアもたっぷり与えて良いものと必要最小限のものがあります。
とかく「保湿」が最重要のように考えられますが、「保湿」は必要最小限が肌を弱らせない秘訣です。
皮脂膜の下、下から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」と表皮は4段の層に分けられます。
「基底層」でお肌の細胞が作られ「角質層」へ向かって肌細胞は上がっていきます。
ターンオーバーは28日~30日周期とか、お肌の代謝とよばれるのはこのことです。
肌細胞は上の層に上がっていくときに肌に必要な脂質や保湿因子を自ら作っていき、細胞自体もだんだんと固くなっていきます。
イメージとしては「基底層」での肌細胞は水々しいぶとうですが、「角質層」の肌脂肪は干しぶどうのようになっています。
皮脂膜が肌の第一線でお肌を守る傭兵としたら「角質層」は次にお肌を守る大切な役割を果たしています。
このお肌の話、まだ続きます。
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