今日は『AHA石けん』についてのお話です。
AHA(alpha hydroxyl acid )とはフルーツ酸のグループのことを呼びます。
フルーツ酸はグリコール酸、乳酸、りんご酸など何種類もありますが、
日本で販売されているAHA石けんはグリコール酸が入っているものが多いようです。
AHAはお肌の角質を落とす役割をしますが、ただ石けんにAHAが入っていればよい訳ではありません。
AHAが何パーセント入っているのか、また酸のPH(ペーハー)はいくつなのか?
で角質を落とす力は全くことなります。
また皮脂性肌には本来はAHAではなくBHAのサリチル酸が向き、AHAの中でも、乾燥肌の方には
は、グリコール酸よりも乳酸がより好ましいでしょう。
(日本の化粧品にはあまり該当するものがありませんが)
残念ながらアメリカと比べて日本のAHA、BHAに関する化粧品の認識度はとてもわずかです。
そうではありますが、現在販売されているAHA石けんでどれを選べばいいのか?
ざっとインターネットで見て見ても、グリコール酸が1%のものから7%のものと様々です。
角質落としの力はパーセンテージよりも、PH(ペーハー)が大切ですが、PHを表示している石けんはありませんから、角質落としをしっかりとしたい場合は、パーセンテージが高いものの方が効果があります。
補足ですが、パーセンテージが1%などは殆ど角質落としをする力はないでしょう。
またピーリング先進国のアメリカではニキビ肌からアンチエイジングが必要な肌のための、
いろいろな種類のAHA入りのクレンジングがありますが、日本で販売されているAHA石けんは、
ニキビ~オイリースキン用に作られているものが多いと思います。
グリコール酸のパーセンテージが低くても、石けんを作る他の成分がオイリースキン用に作られていますので、オイリースキン以外の方が毎日使うと、お肌が乾燥したりヒリヒリしたりしてきます。
酸のパーセンテージが低い=低刺激な訳ではありません。
もちろん酸のパーセンテージが高いと刺激が強くなりますが、日本で市販されているAHA石けんで、高刺激?なほど酸が配合されている物はほとんどありませんので、心配する必要はありません。
それよりも、酸のパーセンテージよりもその石けんがどのスキンタイプ用に作られているかがより問題になります。
繰り返しになりますが、日本のAHA石けんはニキビ~オイリースキン用に作られているものが多いですので、ノーマル~ドライスキンの方は注意が必要です。
ざらつきの気になる部分だけに、2~3日に1度使うのが良いかも知れません。
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